LAST GIGS 2016/04/29




公演名:Kyosuke Himuro LAST GIGS(2016年ドームツアー3本目)
・日程 : 4月29日(金)17:00開演
・会場 : 名古屋ドーム(収容数:40,050)


◆名古屋公演(4/29)セットリスト
 1.DREAMIN'
 2.RUNAWAY TRAIN
 3.BANG THE BEAT
 4.BLUE VACATION
 5.PARACHUTE
 6.WELCOME TO THE TWILIGHT
 7."16"
 8.LOVE&GAME(Tessey Nakano ver)
 9.ハイウェイに乗る前に
 10.BABY ACTION
 11.ミス・ミステリー・レディ
 12.IF YOU WANT
 13.LOVER'S DAY
 14.CLOUDY HEART(暴威ver)
 15.NATIVE STRANGER
 16.WARRIORS
 17.B・BLUE
 18.RENDEZ-VOUS
 19.BEAT SWEET
 20.ONLY YOU
 21.PLASTIC BOMB
 22.WILD AT NIGHT
 23.WILD ROMANCE
 24.ANGEL
 25.SUMMER GAME

 アンコール1
 26.SEX&CLASH&ROCK'N'ROLL
 27.IN THE NUDE -NOT IN THE MOOD
 28.KISS ME

 アンコール2
 29.VIRGIN BEAT
 30.The Sun Also Rises

 エンドロール(映像)
 31.REVOLVER


◆ツアーメンバー
 Guitar  :DAITA
 Guitar  :YUKIHIDE TAKIYAMA
 Bass   :西山史晃
 Drums  :Charlie Paxson
 Keyboard:大島俊一
 Manipulator:中野哲靖


◆名古屋公演(4/29)レポート
氷室さんの卒業ライブにして初のドームツアーに参戦してきました。最初は大阪に行こうかと思ったのですが、諸所勘案の結果名古屋に。ゴールデンウィークですし、学生時代に過ごして慣れてるとこが良いかなと。


ひといっぱい


ツアー前にライブでして欲しい曲のリクエストが、ソロと暴威の其々行われました。この時点でバンド・ソロ曲混合のライブになる事がわかります。過去のライブレポで自分は何回も言ってますが、ソロとしての氷室さんが好きなので暴威曲はそれほどでもないと感じる人間です。


何度か暴威曲が入ったライブに行きましたが、個人的に楽しめない事が判明しています(ソロ曲との温度差が激しく、氷室さんよりファンの歌声だけになるカラオケ状態となり、毎回同じ曲でかつライブ構成もちくはぐになるから)。なので今後はそういうライブは控えようかと思ってたのですが、なんてったって最後ですし、気になるので参戦してしまいました(笑)。実際のところ、危惧する程悪いライブでもなかったです。


***


まずは恒例の座席から。アリーナ席かなり後方右側です。隅というわけではないけど、隅に近いようなそんなところです。氷室さんをみると、小指の爪先サイズで見る事ができました。うん、ほとんどわからない。幸い、特大TV画面が二つもあるので、そちらメインで彼を見ていました。


ステージ




                



あと音響ですが、比較的バランス良く聴けました。たまにハウリングや音がこもる事がありましたが、ドームにしては良い方かなと思いました。


***


照明が落ちた後、氷室さんが出てくるまでのワクワク感は異常なのです。TV画面では、ソロデビューから現在にいたるまでのツアープロモーション動画が流れました。若い頃の氷室さんほっそいなとか、自分このツアーから参戦したんだなとか、このツアーは良かったなとか、これはつまんなかったとか思い出達がフラッシュバック。参戦した皆さんも色々あるでしょう。


そんな中、氷室さんが登場しておっぱじめた曲は「Dreamin'」。いきなり来ました暴威曲!ラストで大合唱が定番の奴ですが、いつぞやの東京ドーム公演の再来です。これはいけません・・・氷室さんの声がマジで聴こえなくなる場内カラオケ状態(レベル:強)。


認識してたつもりですが、忘れていましたよ場内カラオケ状態。ファンの声でかいです。久しぶりですけど、相変わらず凄かったです会場。氷室さんちゃんと歌ってるのかなと思った位。最初からクライマックスな奴で始まり、続くは意外とリピート率が高いラナウェイ。個人的には微妙な曲ですけど、氷室さんの歌声が聴こえはじめた事と、YTさんのギターソロがオシャレだったのが良かったです。


ここで軽く氷室さんのお姿について。長めの髪がちょいとゆるふわ系に広がり、いつもの黒服をまとい降臨されました。TV画面ではありますが、やけに歯が白く見えました。芸能人は歯が命ですけど、結構輝いて見えました。それはTV画面と照明の質が今回良かったからかなと思います。


TV画面ですが、遠くから見ても粗が少ないように見え、かなりの品質ものだと思います。いつもならいかにも粗っぽい大画面なのですが、今回は綺麗でした。また、照明もいつも素敵なのですけど、光線が一段と良いように思えました。光の強さ加減と申しましょうか、それがとても綺麗でした。


あとはWOWOWで放送される事決定されてるからでしょうか、TV画面の演出が自宅で映像みてるかのようにしっかりしてました(といっても氷室さんが動くとズレはでますが)。照明セットはシンプルな形でありましたけど、中身はいつもと違うような。最後のドームツアーだから色々と奮発してるのでしょうか。


曲に戻ります。前半戦は暴威曲で行くかと思いきや、バンザビー。比較的最近の曲なので、暴威曲の後だとちぐはぐな感がやはりでますね。最初「んっ?」ととっつきにくかったです。その後のブルバケは場内カラオケ状態(レベル:中)、逝かせて貰うぜMCでお馴染みなパラシュートとバンドソロ交互にきたのでなおさらです。


トワイライトで注目は大島さんのピアノです。アレンジもあり、アクセントが上手くきいているのがグー。黄昏時なイメージの照明演出もとても綺麗。「16」は氷室さんにスポットライト当てて始まるスタイルなのですが、点灯してから一瞬消え、またすぐ点灯して始まりました。ひっかけしたような「あれっ?」て思いました。まあ生ライブなのでこういうのもあるかなと。


TV画面通じてですが、ようやくベースの西山さんを見ることができました。いつのまにか習慣で観察対象となりましたが、今回は遠くなので無理。ちなみに帽子被ってる事確認。あとサビ部分の掛け合いのところで、氷室さんは「ノータリン」、観客は「ノーリターン」と歌ってた節がありました。ベストアルバムで歌詞変更したので、ズレが生じたのでしょうか。


それと同じ現象はラブ毛(この表記は何だかセクシー)でもありました。掛け合いの「カモンウォウ!」の部分です。観客はそれで歌うのですが、てっしー盤では無いので氷室さんは「ヒアウィアー!」と歌ってます。そのあってるのかあってないのかわからない掛け合い具合が可笑しかった(笑)。あとYTさんのギターソロ、ライトハンド部分早すぎて見るのも聴くのもよくわからない程に異常な演奏でした(褒め言葉です)。


「ハイウェイ」「ベイビー」は予想通りの場内カラオケ状態(レベル:中)。前者は氷室さんと観客の役割分離がされてるので良いですが、後者は一緒に歌うので性質が悪い。皆、暴威曲を歌いに来てるのだなと思う位です。ここら辺までの曲は毎回やってるからそうなっちゃいますけどネ。でもアルバム再録されたミステリーレディはさすがに違いました。あまりやっておらず珍しいですしねえ。雰囲気としては、若い声じゃない今の渋い声でも良い感じになってました。


さてイフユーからがバラードコーナーです。トワイライトからかと思ったのですけど、実際はここから。氷室さんも髪型を横分けにして臨みました(妙に印象に残った)。大概こういう時、TV画面で妙な映像を出すのですが、公演中はありませんでした。イフユーはすっかり定番曲になりましたね。YTさんも本田さんの後をついでアコギで弾いてました。ギャンギャンギターソロされても困るので安心。


そんで久方振りのラバーズデイ。20周年(2008年)にピアノverで演奏したっきりですね。8年振りなので結構懐かしかったですし、嬉しい。舞台は碧色の照明から始まり、サビではピンク色となりしっとりした雰囲気の中、氷室さんは歌ってくれました。この曲ではYTさんがギターソロしたのですけど、ピロピロ速弾きはせず、空間を響かせるような感じの演奏でした。管楽器ぽい音を出すのでびっくり。ギターでこんな音だすなんて、この人おかしいですよ!(褒め言葉です)


クラウディは暴威バージョン。テケテケテケテケで始まるアレです。観客も手拍子してはります。さすがにサビ合唱までは行きませんでしたが、いつカラオケ状態になるか個人的にハラハラしてました。気になった点は、バラード曲の中で一番古く、弾き方(キーボードのタッチ感が特に)も80年代の感じだったので、バラードコーナーとしては浮いてたような気がします。できればソロバージョンでやって欲しかった。


バラードから切り替えはネイティブ&うぉーりゃー。前者はDAITAさん、後者はYTさんがギターソロ担当。共に爆音タイプですけど、DAITAさんは細かいところを精度高く演奏する、YTは弾けるとこまでやろうぜ(そのくせテクニシャン)というイメージを私は持っています。うぉーりゃーのアウトロは絶対楽しんでやってる。これでもかという感じでやってますもん(笑)。


「B・BLUE」から暫く暴威曲が続きます。この曲も例外なく場内カラオケ状態(レベル:弱)でした。ランデブーに入る前、じゃら〜んと音を鳴らすからプラボムかと思ったのですけど、違いました(笑)。自分はここら辺軽く流してました。ランデブーの間奏はオイオイコールしてたっけとか、ビー☆スウィーのイントロ失敗してね?とか、オンリユーの場内カラオケ状態(レベル:中)はやっぱりねとか思ってました。


ほんでもってやっときましたプラボム。ノリノリの曲なのでもちろん場内カラオケ状態(レベル:強)。特筆する点は演出の「ファイヤー」です。舞台前面側の横一列(15個位?)で本当にポンポン花火のように炎だしてました。色が鮮やかすぎるので特殊な奴なのでしょうけど、今回お金かけてますな。私もそうですけど、他の人もびっくりしてました。でもその時ギターソロやってたYTさんが注目されなかったのは悲劇。良いソロだったのに・・・。


車のエンジン音と同時に私の中にある氷室スイッチがかかります。そうです、ワイルドな夜・ワイルドなロマンスの始まり、説明は不要な盛り上げ曲です。多分ですけどその時、TVにて西山スクワットを見れたような気がします。あれはもしや・・・と思ったのですが、すぐやめたので確認がとれませんでした。でも西山スクワットだと思うんだけどなあ(笑)。


ANGELとサマゲはいつもの感じです。ANGELの時だったと思うのですが、客席に向かって銀テープ砲が発射されました。意外と自分のところまで来たのでびっくり。二枚ゲット成功。

反射しまくり


テープ砲があったせいか、これで終わりかと思ったのですけど、サマゲがきました。いつもこれで終了してますから、それに慣れちゃった感じです。サマゲはプラボムが出してた炎のとこから花火がシュワーとでて、小さくなり、最後にボンと締めくくり。今回はそういうとこに力入れてました。ドームならではか?


***


アンコールに行く前、場内ではウェーブ祭りが開催されました。一息ついてると周囲がざわついてるので何かなーと立って見ると、人波立ってるじゃありませんか。なもんで私もあわせてみました。上手くできたかなと思ってたら、波はアリーナからスタンド席に移動しまして、皆さんやってくれました。自分の席からは周囲は見やすいのですけど、スタンド席はうまくやれており、見ていて楽しかったです。


そうして油断をかましてるうちに、スタンドからアリーナにまたこっちに戻りまして、慌てて再度ジャンプ。そんな事やってると氷室さんがでてきまして、ライブ再開。波はどっかに消えました(笑)。アンコール一発目は懐かしいセックスで、メンバー紹介付の奴。チャーリー→西山→大島→YT→DAITAの順で行いました。


長い間やってなかったせいか、氷室さんはけだるそうな感じで歌っていたのが印象的でした。やっぱ疲れたのかなあ。あと観客も掛け合い率が低下したような感じを受けました。周囲はやってましたけど、スタンド席とかやってなさ気だったのです。一時期よくやってたのですけど、知らない人多いのかしら。間違いでなければ、2003年の15周年ライブが最後だったと思うので、それならそんなもんですか。


そして定番化したムード・外せられないキスミー。個人的にキスミーは本田さんのギターソロが楽しみでしたが、今回はYTさん。ここまで彼を見ていればわかるのですが、やっぱり手癖が多く弾きまくりでした(笑)。それはそれで楽しめましたけど、この人やっぱりおかしいよ(褒め言葉です)。


そいで二回目のアンコールに行く前に軽く氷室さんのMC。うろ覚えですが、昔お世話になった人のお話(お亡くなりになり、この人がいなければデビューできなかったレベルとの事)と、大阪公演でソロ曲少なくて不評だった件についてです。2004年(暴威VS氷室)と2011年(チャリティ)のように暴威は東京ばっかりやってるとクレームがあったので、暴威曲多めにしたらソロが少ないとクレームがきたとの事。


大阪のセットリストは調べましたけど、名古屋公演とほぼ同様で、バンドソロ曲半々の割合。公式HPの大阪掲示板みたら、ソロ少ないぞ意見の方も確かにいらっしゃいました。ここら辺は氷室さんとファンとの考え方の相違がありますね。東京ばっかり暴威曲してると報告した方々は、「暴威曲メインにした"ライブ"をしてほしい」という認識だったのではないでしょうか。一方で、氷室さんは単純に曲数を増やせばいいのかと思ったのでしょう。


でもファンは、ラストツアーは「ソロ」として最後だからソロ曲が多い筈という思い込みがあった。結果なんで暴威曲多いの?という流れに至ったのではないかと。確かに今回で最後と言われれば、ソロ曲メインだと思う方は大半だと思います。でもそうじゃなかったので、意見の相違が見事あらわわになりましたと。氷室さんとしても最後だし、サービスしようと思ったのでしょうけど、こんな事言われるとびっくりでしょうね。


そんな衝撃的事実の後にバジンビー。YTさんのギターソロの弾数多めでやりまくり。それはそれで私好みなので良いです。サンライズは音がこもってたような気がします、ドームならではの現象でしょうか。ついでに氷室さんも歌詞間違い(というより歌いそびれに近い)があり、一瞬また泣いたのかなと思ったのですけど、それはありませんでした。ノリノリ曲でなく、ミディアム調で今回のライブは終了しました。こういう終わり方珍しい。


ずっと舞台を映してたTV画面で、ファンのコメントがリボルバー付で流れました。ライブ慣れしてる人はここで退場してましたが、何があるかわからないので自分は最後まで居ました。結果論で言えば、帰っても良かった。お陰様でドーム帰りの渋滞が凄かったデス(笑)。


***


今回の締めに行きませう。今回のドームツアーは氷室さんのライブ活動の最期です(2016年時点)。将来どうなるかは不明ですけど、大々的にやってるのでそうなるのでしょう。背景として、前ツアー「NAKED」の山口ライブにて氷室京介卒業宣言し、横浜スタジアムにて本ツアー開催予告をするという流れがあります(ニュース:ORICONSTYLE 2014.7.19より抜粋)。


来年予定しているファイナルコンサートをもって、ライブ活動を休止することを電撃発表したロック歌手・氷室京介(53)が19日、横浜スタジアムで全国ツアー『25th Anniversary TOUR GREATEST ANTHOLOGY -NAKED- FINAL DESTINATION』の公演を開催。大勢のファンが注目するなか、活動休止の理由について“耳の不調”であることを明かした。

 氷室は今月13日、山口・周南市で行われたライブ中、きょう19・あす20日の横浜スタジアム2日間公演をもって、「氷室京介を卒業する」と電撃発表。終演後に更新された公式サイトでは「来年予定されているファイナル公演をもって、氷室京介としてのコンサート活動を休止」する意向であることが改めて報告された。

 この日、ファンの前で「ちゃんと報告します」とマイクを握った氷室は、「年のせいもあって耳が7年前くらいから右耳の調子が悪い」と告白。「ライブでは聞き耳は左なのでそれでやってたけど、(最近)左側の耳がどこかのトーンだけが聞こえない」と明かし、「これ以上やっていくのは無理」と神妙な面持ちで語った。


身体的事情なら仕方無いですし、50歳すぎで激しいライブもきついでしょうから潮時なのでしょう。ファンとしては名残惜しすぎますけど、劣化していく様をみるより、潔く身を引く方が良いです。そういった事情もあり、今回のツアーはまとめ要素が大きいと思います。公式HPでも「聴きたい楽曲リクエスト」を行い、WEB投票とカラオケリクエスト投票(LIVEDAM STADIUM)がソロ曲と暴威曲でなされました。


総投票数が238,534票ですが、項目毎の数は無し。表作るのが面倒なので、そのまま公式HPより抜粋させて頂きました。きっと暴威曲の方がリクエスト数多かったのでしょうねえ。でないとここまで暴威曲多くしないと思う。


WEB投票


カラオケ投票



ソロ曲はWEBではシングル・アルバム曲半々ですけど、カラオケはシングル曲ばかり(18曲)です。11年前にもカウントダウンライブする際にリクエスト投票がありましたけど、すごい様変わり。当時1位のジュリアはどこいったのでしょうか。現在と事情は異なるでしょうから、変化は当たり前ですけど・・・何なのでしょうね。


投票の中身はそれ位にしておいて、ライブ活動休止宣言とリクエスト募集の流れから、自分はソロ・暴威混合ライブになると予想しました。新アルバムもないので新曲は無し、恒例の曲ばかりになると。実際参戦しても、その通りでした。最後のライブ、しかもドーム級となると自然とそうなるでしょう。


氷室さんのキャリアの中で暴威は切り離せませんし、どうあっても演奏することは明白です。ソロ曲少ないとの声がありましたが、私に言わせれば暴威曲をする時点で色々とあきらめていたので、こんなもんじゃね?と思ってます。そもそも、ソロ・暴威曲について毎回殺伐的になるのがファン恒例行事なので、これもまあ通常運営かなと。


今回のライブを一言にすると、「良いとこ取りライブ」でしょうか。氷室さんのバンド・ソロ時代の盛り上がる定番曲を持ってきた、これに尽きると思います。最後ですし。こんな時に私好みのマニアックな選曲は無いでしょう。あったら逆にすごいです(笑)。ベストアルバムツアーにようにテーマは決まってるので、自然と万人向けになります。


もしも、次のライブツアーがあるとしたら自分は参戦しなかったでしょうし、行っても暴威曲ばかりでつまらないライブだったと評したと思います。また暴威曲だ、このマンネリ曲、構成はちぐはぐだとか偉そうに言ってたでしょうね。でも今回はそうじゃない。最初から踏ん切りがついてた事もありますけど、氷室さんの勇姿を見ていたら、自然と楽しめました。これで最後なんだなと思うと、何もかも愛しくなったという境地に辿り着きました。


お決まりの定番曲で、一緒に盛り上がる楽しさを再確認する事ができた、それが今回の感想です。こんな単純な事に今更気づくとは、長年ファンやってて何時の間に我儘な老害になってしまったのか、自分。それを当たり前のレベルでやってきた氷室さんはやはりすごいですね。名古屋公演はそんな感じに楽しめました。


***


〈こぼれ話1〉
グッズを購入する為、販売開始一時間前に到着するもすでに長蛇の列。購入は販売開始一時間後。二時間で購入は早い方でしょうか。ちなみに販売開始30分で欲しかった名古屋限定Tシャツ売り切れ。一応購入数に制限がかかってたのですけど、限定モノは一人一点までにして欲しい。

10時半頃

上の写真は自分が最後尾に着いた時です。そこからさらに延々と増えていきました。下の写真の左列は通常品、右列はパーソナルジーザス。

右がぱーそなるじーざす

販売コーナーに着いても皆さん大量に買っていくのでなかなか自分の番になりませんでした。氷室ファンってお金持ち多くて困ります。


〈こぼれ話2〉
グッズ販売中、風がすごい強かったです。販売員のお姉さんは「お金飛ばされないように気を付けて!」と声掛け。また今回はレシート発行がなく、電卓で二回計算して販売していました。色々と気を付けた販売体制でした。何度かお釣り間違いがあった過去とは段違い。


〈こぼれ話3〉
開園前にアリーナ席をうろうろ。最前席はどの位の大きさで氷室さん見えるかなと視察した所、TV滑走路があり距離がありました(5m位?)。あとアリーナ席後ろ両端に照明器具があり、天井・スタンド席に向かって発射されてました。自分の席からは後ろ向いて見上げないと気付きません。


〈こぼれ話4〉
近くの席の女性が裸足でライブに臨んでいました。上げ底靴を履く女性なら見たことありますが、脱ぐのは初。でも絆創膏ついてたのが痛々しい。外でも脱ぐのが好みなら、家ではきっと裸で過ごす方なのかなと思うと、胸が自然と熱くなりました>違う


〈こぼれ話5〉
近くの席の方はベテラン的ファンが多かったです。ソロだろうが暴威だろうが、曲の掛け合いや腕の振り方は慣れる上にキレもありました。おまけに帰り際も早い。私よりも年上なのに、こやつら・・・できる!でも声ちょっと大きすぎ。


〈こぼれ話6〉
会場内はやたら写真撮影しないでと叫ぶ警備員が多かったです。わからなくもないですが、スマホ全盛期なので規制は不可能な気が。公演前後の会場内撮影は許可しても良いと思う。音はまずいでしょうけど、写真は海外でもOKと聞いてます。舞台の写真は隠す程でもないかと。


〈こぼれ話7〉
決して買うまいと心に決めたハローキティタオル、お土産に購入してしまいました。価格は1,000円とリーズナブル。

黒い

タオル欲しいと親に言われたので買いましたが、実はこれ公式HPのツアーショップにありません。さすがにキティをHPに掲載したくないのでしょうか。


こぼれ話は以上です。長い駄文の読破、本当にご苦労様でした。これでライブレポートを終了します。